アドラーの目的論


ウェイトレスがコーヒーを衣服にこぼしてしまった。
カッとなって大声で怒鳴りつけた。

感情に突き動かされて怒鳴ったという不可抗力です。
「怒りに駆られて大声をだした」

のではなく

「大声をだすために、怒った」

大声をだす、という目的が先にあり、大声を出すことでウェイトレスを屈服させ、自分のいうことをきかせたく、その手段として怒りという感情をつくりだした。

言葉で説明する手順を面倒に感じ、無抵抗な相手をより単純な手段で屈服させようとした。
その道具に怒りの感情を使った。

ということに目的論はなる。

もうひとつの例で

母親が娘に大声で怒って口論している。
そこに電話がかかってきた外部の人から、母親は怒りの感情が残ってしるとしても、相手が誰かわかったとたん声色が丁寧な声色に変化します。そして電話でそのまま会話終え、また娘に対して怒鳴り始めた。

この場合怒りは出し入れ可能な道具となります。
大声で娘を威圧し自分の主張を通すため怒りの感情をつかっているのです。

大声で怒鳴るということは、怒りの感情をつかって、相手を威圧し自分の思ったとおりにしよう。
という心理が働いてしる。目的のため「目的論」というのがアドラー心理学です。

わらわれは、感情に支配されてしないのです。

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