アドラー「目的論」から感情に支配されず、過去にも支配されない。

感情に支配されない話は前回にとりあげた。

さらに

われわれは過去は変えられない!

と思っている。

フロイトの原因論では少なくてもそう言っている。

当然のこと、事実としての過去は、タイムトラベルでもしないと変えられないでしょう。

でも、われわれは、過去についての捉え方は、事実ではないのです。

「過去をどう解釈したか」

という解釈の仕方で次第で、大きく違うのです。

どう解釈したか、どう解釈を変えるか

で、われわれは、過去は変えられることができるのです。

同じ一つの出来ことでも、人によって解釈が違います。

ということは、自分がマイナスに捉えた過去を、プラスに捉えた過去に転じることができるのです。



過去のすべてを決定し変えられないとすると人生に対して絶望的なことになります。

過去の出来事をもちだしても、何の解決にもつながらない。

過去の出来事だけにとらわれた場合の例があります。

例えば
病院で医師から風邪と診断されました。

その風邪の原因は、「前日の風呂上がりに薄着でいたからだ」
という原因を医者は言います。
治療も投薬もしなくて、
風邪の原因についてを詳細に説明してくれます。
どんなに丁寧に原因を説明されたとして、風邪は少しも良くならない。
原因より、これからの治療をしてもらいたいのです。

この例から、過去に目を向けてもしょうがないのです。

未来に目をむけよう!

というのがアドラーの考え方です。


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